📋 この記事のポイント
- Amazonの画像ルール違反は「検索対象外(出品停止)」に直結します。正しいサイズと仕様の理解が不可欠です。
- メイン画像は「純粋な白背景(RGB: 255, 255, 255)」が必須であり、商品が画像の85%以上を占める必要があります。
- スマホのズーム機能(拡大表示)を有効にするため、長辺は「1600px以上」で作成することが推奨されます。
- サブ画像(2枚目以降)には白背景の義務はなく、商品の魅力を伝える文字入り画像や利用シーンを追加してコンバージョン率(CVR)を高めることができます。
- A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)の各モジュールには厳密なサイズ指定があり、これを守らないと画像がぼやけたり登録エラーになります。
Amazon商品画像の基本仕様(全画像共通ルール)
フォーマットやファイルサイズなど、まずはAmazonのシステムが受け付ける基本の画像仕様を押さえましょう。
Amazonで商品を販売する上で、商品画像は「売上を左右する最大の要因」と言っても過言ではありません。しかし、どんなに美しいデザインを作っても、Amazonのガイドラインを満たしていなければ登録自体が弾かれてしまいます。
まずは、メイン・サブ・A+コンテンツに共通する「基本のシステム仕様」を確認しておきましょう。
| 項目 | Amazon公式の指定・推奨仕様 |
|---|---|
| ファイル形式 | JPEG(推奨)、PNG、GIF、TIFF ※アニメーションGIFは不可 |
| カラーモード | sRGB または CMYK ※Web用のため、通常はsRGBで作成します |
| ファイルサイズ | 10MB以下 |
| ファイル名 | ASIN、JAN、UPCなどの製品コードを含める形式を推奨 例: B012345678.main.jpg |
メイン画像(1枚目)の厳格なルールと推奨サイズ
検索結果に表示される「メイン画像」には、全ECモールの中で最も厳格なルールが存在します。
ユーザーが検索した際に最初に目にする「メイン画像(1枚目)」は、クリック率(CTR)に直結します。同時に、Amazonの審査アルゴリズムが常に監視している箇所でもあり、ルール違反は「検索対象外(出品停止)」のペナルティに繋がります。
メイン画像の必須ルール
- 純粋な白背景であること: 背景のカラーコードは必ず
RGB(255, 255, 255)でなければなりません。薄いグレーやアイボリーは却下されます。 - 商品が画面の85%以上を占めること: 余白が多すぎると、スマホで見た際に商品が小さく見えてしまい、審査でも弾かれます。
- 同梱されないアイテムを写さない: 実際のパッケージに含まれない小道具(プロップ)を添えて撮影することは禁止されています。
✅ 【重要】文字入れ・ロゴ・イラストは全面禁止
楽天やYahoo!ショッピングでよく見られる「送料無料」「ランキング1位」「おまけ付き」といったテキストや、ブランドロゴの透かし(ウォーターマーク)、イラストなどをメイン画像に入れることは、Amazonでは明確な規約違反となります。必ず「商品そのものの写真のみ」で構成してください。
アパレル(ファッション)カテゴリの特例と、グレー背景の罠
基本的にメイン画像には商品のみを写す必要がありますが、アパレル(ファッション)カテゴリーにおいては例外として「モデルが着用している画像」が許可されています(※一部小物類は除く)。ただし、モデル着用であっても背景は純粋な白でなければなりません。
また、Amazonを閲覧していると、背景が薄いグレーのまま審査を通っているメイン画像を見かけることがあります。しかし、これはAmazonのAI(システム)のチェックをたまたまスリ抜けているだけであり、規約上は明確な違反です。ある日突然「検索対象外(出品停止)」になるリスクが非常に高いため、決して真似をせず、必ず純粋な白背景で作成してください。
メイン画像の推奨サイズ(ズーム機能の活用)
Amazonには、商品画像にマウスカーソルを合わせると画像が拡大表示される「ズーム機能」があります。この機能を有効にするためには、高解像度の画像が必要です。
- 推奨サイズ: 長辺 1600px 以上(ズーム機能が最も綺麗に機能するサイズ)
- 最小要件: 長辺 1000px 以上(ズーム機能が有効になる最低ライン)
- 絶対下限: 長辺 500px 以上(これ以下はシステムで登録を拒否される可能性があります)
※画像の縦横比は、正方形(1:1)またはそれに近い比率で作成するのが一般的です。
「検索対象外になってしまった」「クリック率が上がらず売れない」といった課題は、Amazonの仕様に合わせたクリエイティブの改善で劇的に解決する可能性があります。元Amazon社員が御社の画像を無料で診断します。
無料アカウント診断・ご相談はこちら →サブ画像(2枚目以降)の活用法と推奨サイズ
サブ画像には白背景の義務がありません。テキストや利用シーンを存分に活用して、転換率(CVR)を高めましょう。
メイン画像をクリックして商品ページに入ってきたユーザーに対し、「この商品を買うべき理由」を伝えるのがサブ画像の役割です。最大8枚(メインと合わせて計9枚)まで登録できますが、スマートフォンアプリでは通常「メインを含めて6枚〜7枚」までがスワイプで表示されやすいため、最初の6枚以内に重要な情報を詰め込むのが鉄則です。
サブ画像の推奨サイズとルール
- サイズ: メイン画像と同様、長辺 1600px 以上(正方形推奨) で作成し、ズーム機能に対応させます。
- ルール: メイン画像とは異なり、「文字入れ」「白以外の背景」「ライフスタイル画像(利用シーン)」「商品の魅力を伝える説明画像(図解)」が許可されています。

サブ画像を作る際、PCのモニターでデザインを確認して満足していませんか? Amazonの売上の多くはスマートフォン経由です。サブ画像に小さな文字で長々と説明を書いても、スマホ画面では読まれません。「1枚につき、伝えたいメッセージは1つ」「スマホでも読める大きな文字」を意識してデザインすることが、転換率アップの秘訣です。
A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)の画像サイズ一覧
A+コンテンツは、モジュールごとに画像のピクセルサイズが厳密に指定されています。サイズが違うと画像がぼやける原因になります。
ブランド登録を済ませたセラー(一部機能は未登録でも利用可能)が使える「A+コンテンツ」は、商品ページの下部にリッチな商品説明を追加できる機能です。
使用するモジュール(ブロック)ごとに指定サイズが異なるため、デザイナーに依頼する際はこの一覧を参考にしてください。
よく使われるA+標準モジュールの画像サイズ(公式準拠)
| モジュール名 | 指定画像サイズ(横 × 縦 px) |
|---|---|
| スタンダード企業ロゴ | 600 × 180 px |
| テキスト付き標準画像ヘッダー | 970 × 600 px |
| 標準のイメージと明るい / 暗い色のテキストオーバーレイ | 970 × 300 px |
| 標準的な3つの画像とテキスト | 300 × 300 px (×3枚) |
| 標準的な4つの画像とテキスト | 220 × 220 px (×4枚) |
| 標準的な単一画像・サイドバー | 300 × 400 px (メイン画像用) |
| 商品の比較表 | 150 × 300 px (各アイテム用) |
※登録時に画像がシステムで自動リサイズ・圧縮されるため、指定サイズよりも小さな画像を無理に拡大して登録すると、非常に粗く(ぼやけて)表示される可能性があります。必ず指定サイズ通り、または指定の比率で高解像度に作成してください。
審査落ち・出品停止を防ぐ!よくあるNG例
AmazonのシステムはAIによって画像を自動監視しています。うっかりやってしまいがちなNG例を確認しておきましょう。
特にメイン画像において、以下の項目に該当すると「検索対象外(ユーザーから商品が見えなくなる)」になるリスクが高まります。
- 「白背景」の認識エラー: 肉眼では白に見えても、スポイトツールで抽出した際に
RGB(253, 253, 253)のように真っ白でない場合、AIに弾かれることがあります。必ずPhotoshop等のツールで完全な#FFFFFFで切り抜いてください。 - 過度な余白: 商品が画像の85%未満しか占めていない場合。商品をできるだけ枠いっぱいにトリミングしてください。
- 保証や価格のテキスト: 「1年保証」「最安値」「〇〇%OFF」といった購入条件に関わるテキストは、サブ画像であってもポリシー違反となる可能性があります。
まとめ:画像最適化はCVRとSEO向上の最短ルート
ガイドラインの遵守は最低条件。そこから「いかに魅せるか」が競合との差を生みます。
Amazonにおける商品画像の役割は、単に「商品の形を伝える」ことではありません。
検索結果で競合よりもクリックされる(CTRを上げる)ためのメイン画像、そしてページ内で購買意欲を確信に変える(CVRを上げる)ためのサブ画像とA+コンテンツ。これらの数値を高めることが、結果的にAmazonの検索アルゴリズム(SEO)に高く評価される最短ルートとなります。
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